次亜塩素酸水に関する NITE 最終報告を受けての弊社の見解
2020年7月8日
お客様各位
株式会社Re・工房
次亜塩素酸水に関するNITE最終報告を受けての弊社の見解
この度のNITE(製品評価技術基盤機構)の最終報告の公表を受け新型コロナウイルスに効果があることが判明致しました。
発表日: 令和2年6月26日(金)
発表者名: 独立行政法人製品評価技術基盤機構 消毒手法タスクフォース
資料の概要:NITE(ナイト)[独立行政法人 製品評価技術基盤機構 理事長:辰巳 敬]は、第5回「新型コロナウイルスに対する代替消毒方法の有効性評価に関する検討委員会」を6月25日に開催し、新型コロナウイルスを用いた候補物資の有効性評価結果の最終報告をとりまとめました。
今まで公表済みの結果に加え、新たに2種の界面活性剤、及び一定の濃度以上の次亜塩素酸水が、新型コロナウイルスの消毒に対して有効であることが確認されました。
(2)次亜塩素酸水は、以下のものを有効と判断しました。
・次亜塩素酸水(電解型/非電解型)は有効塩素濃度35ppm以上
・ジクロロイソシアヌル酸ナトリウムは有効塩素濃度100ppm以上
なお、今回の検証結果を踏まえると、次亜塩素酸水の利用に当たっては以下の注意が必要であることが確認されました。
①汚れ(有機物:手垢、油脂等)をあらかじめ除去すること
汚れがひどい場合は200ppm
拭き掃除に使う場合は80ppm
②対象物に対して十分な量を使用すること (どれ位が有効なのかは発表されず)
現在、ウイルレスウォーターでの新型コロナウイルスに対する弊社独自での試験データは取得しておらず、引き続き効果があるという様な内容での販売は差し控えていただくよう、お願い致します。
新型コロナウイルスに関する評価を行うか否かは、空間噴霧の安全性確認後に審議致します。
NITEの空間噴霧に関する見解としましては、
Q:「次亜塩素酸水」の空間噴霧は行ってもよいのですか?
A:「今回の有効性評価は、アルコール消毒液の代替となる身の回りの物品の消毒方法の評価が目的であり、空間噴霧は評価対象となっておりません。 「次亜塩素酸水」の噴霧での利用は安全面から控えるよう弊機構が公表したとする報道が一部にありますが、噴霧利用の是非について何らかの見解を示した事実はございません。
「次亜塩素酸水」を消毒目的で有人空間に噴霧することは、その有効性、安全性ともに、メーカー等が工夫して評価を行っていますが、確立された評価方法は定まっていないと承知しています。
メーカーが提供する情報、経済産業省サイトの「ファクトシート」などをよく吟味し、ご判断をいただければと存じます」とユーザー様の判断でご使用するかを決めてくださいとの内容が記載されております。
しかしながら、経済産業省、厚生労働省、消費者庁は連名で、空間噴霧につきましては有人空間での噴霧はおすすめしない。無人の時間帯に行うなど、人が吸入しないような注意が必要である。との見解も出されました。
弊社は一般社団法人次亜塩素酸水溶液普及促進会議(JFK)設立に伴い入会をし、今後次亜塩素酸水の信頼を取り戻すべく、活動をしていく所存です。
団体での自主基準の策定までは時間がかかると思われますので、弊社としましては、独自に反復毒性吸引試験等を公的機関に依頼し、吸引の安全性に関する試験データの積み上げを行ってまいります。
促進会議のアドバイザーであります、三重大学の福崎教授の講演をご確認いただきますと、次亜塩素酸水を噴霧する有効性を分かりやすく解説していただいております。
(https://news.yahoo.co.jp/articles/986c88e5a335223b5fde7413e3436461f06486e7)
東京ヘッドライン 次亜塩素酸水と入力しますとシンポジウムの内容が確認出来ます。ご参考にご覧いただけましたら幸甚です。